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館山若潮マラソン 完走記 平成24年1月29日(日) 最高気温:7度 北風2〜3m

ラン仲間の「50オヤGさん」に誘われて参加することになったこの大会。
我が地元・埼玉県新座市から電車で片道3時間半以上かかる館山は、とても日帰りで行く気にはならず、前泊することに・・・。

本当は、50オヤGさん、M君さんと3人で出るはずだったのですが、50オヤGさんが足を痛めてしまったらしく参加できないとのことで、M君さんと二人での参加となりました。

私は、17時30分発の「さざなみ9号」の指定席で館山入りし、高速バスで来るM君さんと現地(館山駅)で落ち合いました。
ビジネスホテルにチェックインしてから、夕食に出かけました。
館山駅の西口周辺を散策して、結局、駅前にある洋食レストランに入って食事しました。
食べたメニューは、「特製ビーフシチュー・ごはん大盛り、生ビール中ジョッキ」。
とても美味しいビーフシチューでした。それにしてもご飯大盛りは、結構な量でした。
食事後は、海岸通りのセブンイレブンまで足を延ばして、翌朝の朝食を購入し、ホテルに戻り、23時には就寝。

翌朝は、ホテルを7時40分に出発して、駅前から会場まではシャトルバスに乗り移動・・。

朝から北風が強く吹いていて、ものすごく寒い!!!
なんだか、とても嫌な予感がする・・・。
会場でもらった大会プログラムを見ると、最初から最後までアップダウンが続くみたいだ!
圧倒的な練習不足もあるので、無事に完走できればいいけど、途中でつぶれたりしたら、地獄を見ることは明らかだ。

お腹を冷やさないように、スポーツ用腹巻をして、アームウォーマー、長袖ハーフジップシャツの上に、半そでのTシャツを重ね着して、さらにその上から、薄手のウィンドブレーカーを羽織るという、重装備!!
下半身は、いつものハーフタイツを履いて、靴下を二重に履きました。

このイデタチは、大正解だったと思います。

さて、レースの方は、10時にスタートです。
今回のレースプランは、キロ6分のイーブンペースを貫くこと。後半で余裕があればペースアップすること。うまくいけば、自己ベスト更新だ。
でも、絶対的な練習不足なので、無事完走することを第一として無理はしないと決めていた。
さて、どうなることか・・・。

スタート〜2キロ・・・・・・・・・12分50秒
2キロ〜4キロ・・・・・・・・・・11分38秒
4キロ〜5キロ・・・・・・・・・・6分02秒
(5キロ通過が、30分30秒)
まあ、まあ、いいペース!
練習不足の割には、足が軽いかも・・・・。
でも、序盤からアップダウンがある。
抑え気味にいかないと、この先が不安である。

5キロ〜6キロ・・・・・・・・・・6分02秒
6キロ〜8キロ・・・・・・・・・・12分02秒
8キロ〜10キロ・・・・・・・・・11分29秒
(5キロ〜10キロが29分33秒、10キロ通過は1時間00分03秒)
いい調子、いい調子!!

給水所が5〜6キロおきにあって、給水の量も十分で、給食もクリームパンやバナナなどが十分な量あって、満足でした。
以後、給水所があるたびに、クリームパン、バナナを食べて、エネルギー補給を図った。
これが大正解!!

10キロ〜12キロ・・・・・・・・13分03秒
12キロ〜14キロ・・・・・・・・12分06秒
14キロ〜15キロ・・・・・・・・6分30秒
(10キロ〜15キロが31分39秒、15キロ通過が1時間31分42秒)
おお〜、いいぞいいぞ!ほぼ予定通り走れている!
ただ、この時点で、右足親指にマメができて痛みはじめていた。

15キロ〜16キロ・・・・・・・・6分17秒

ここらあたりの給水所で、「4時間30分ペースメーカー」の集団に追いつかれた。
ペースメーカーを務めているのは、東京経済大学の陸上部の選手らしい。
あんまり愛想のないお兄ちゃんだな〜という印象・・・。
また、この集団の中に、ピンクのランシャツにランスカを履いた小柄な美ジョガーがいた。
後姿が、とても可愛らしい。
よし!しばらくこの女性について行こう・・・(笑)
ちょっとペースは遅めだけど、とりあえず、この集団にくっついて行こうと決めました!
これが結果として大正解だった!

16キロ〜18キロ・・・・・・・・12分07秒

突如として、ペースメーカーのお兄ちゃんが、コースをそれて側道に走って行った。
何をするのか・・・と思ったら、なんと、立小便・・・。
思わずプッ・・と吹き出しそうになってしまった。

18キロ〜20キロ・・・・・・・・13分12秒
(15キロ〜20キロが31分36秒、20キロ通過が、2時間03分18秒)

20キロ〜21.0975キロ・・・・・・・・7分01秒
(ハーフ通過は、2時間10分19秒)
まだまだ勝負はこれから・・・。

21.0975キロ〜22キロ・・・・・・・・5分24秒

もう、このあたりから、左足のふくらはぎの筋肉痛が出現!
やばいかもしれない。

22キロ〜24キロ・・・・・・・・12分19秒
24キロ〜25キロ・・・・・・・・6分09秒
(20キロ〜25キロが30分53秒、25キロ通過が、2時間34分11秒)

右足のふくらはぎの筋肉痛が酷くなって、足首を踏ん張るごとに激痛が走る。
練習不足のせいか、それとも走り方が悪いせいか・・・。
たぶん、両方だろう・・・。

ピンクの美ジョガーに、このあたりで引き離された。
可愛らしいお姿に似合わず、速い!!もうついていけない!
さよなら、いとしの「ピンク美ジョガー」・・・。
ひと時の恋は、はかなくも散った・・・。(笑)

25キロ〜26キロ・・・・・・・・6分29秒

このあたりからペースメーカーの集団を追い抜き、マイペースに・・・。
でももう、このあたりから、下半身が重りでも付けたように重苦しくなっていた。

26キロ〜28キロ・・・・・・・・12分36秒
28キロ〜30キロ・・・・・・・・12分34秒
(25キロ〜30キロが31分39秒、30キロ通過が、3時間05分50秒)

さあ、ここからが、マラソンの正念場である。
肩をぐるっと回して、リフレッシュを図る。

この地点から右に折れると、長い上り坂が現れる。
両脇がコンクリートで固められた断崖絶壁になっていて、日が当たらず、空気が冷え切っていて、時折吹く風が天然の冷蔵庫の中にいるように冷たく体を冷やす。
ものすごく寒く感じて印象に残っています。

30キロ〜32キロ・・・・・・・・13分16秒
32キロ〜34キロ・・・・・・・・11分36秒
34キロ〜35キロ・・・・・・・・・5分50秒
(30キロ〜35キロが30分42秒、35キロ通過が、3時間36分32秒)

ここから、ようやく海岸線に戻ってきた。
さあ、あと残り7キロだ〜!
一路、ゴールへ向かって一直線!!!
気合とエネルギーがよみがえってきた。
いくぞ〜〜〜!!!

35キロ〜36キロ・・・・・・・・・5分51秒

前を行くランナーたちが、次々とペースダウンしていくので、私自身は逆にドンドンと追い抜いて行くことができて、とても気持ち良かったです。(笑)
このあたりで、茶髪ロングヘアーの美ジョガーがいた。しばらくの間、彼女とのデットヒートを繰り広げた。
結局、私の方が彼女をぶっちぎった。

36キロ〜38キロ・・・・・・・・・13分22秒

あと4キロ。
まだあと4キロもあるのか〜〜〜・・・・。
ここからが長いのなんの・・・・。

脚はもう、とっくのむかしに限界に達している。
あとは気合しかない。
「エイヤ〜オイ、エイヤ〜オイ・・・」
思わず声が出る。
「エイヤ〜オイ、エイヤ〜オイ・・・」
声を出して気合を入れると、呼吸が整って、苦しさを感じなくなる。
私の周囲を走るランナーが奇異な表情で見つめるも、まったく気にせず、声を出して進む。
「エイヤ〜オイ、エイヤ〜オイ・・・」

38キロ〜40キロ・・・・・・・・・12分45秒

ゴールが見えてくると、沿道の応援も多くなって、大声援の中をガッツポーズでゴールイン!

40キロ〜42.195キロ(ゴール)・・・・・12分24秒

ネットタイム 4時間21分16秒

終わってみれば、前回の「つくばマラソン」のタイム(4時間26分55秒)を5分以上上回るシーズンベストだった。
アップダウンの多さに、ビビっていた面がありますが、つくばのような単調なコースよりも変化に富んだコースの方が、却って気分よく走ることができて良いのかもしれません。

帰りは、シャトルバスで館山駅に戻り、16時16分発の「特急さざなみ」に乗って帰路につきました。
もちろん、一緒に参加したM君さんと、恒例の池袋・焼肉飲みをして帰宅しました。
ちょっとした旅行気分にも浸れたし、良い思い出に残る今回のレースでした。

左足首の酷い筋肉痛は、全治2日でした。

さあ、お次のレースは、いよいよ「東京マラソン2012」です!!!

がんばるぞ!!!

 

 

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