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トップ森 克巳のページマラソンレース記録越後湯沢秋桜ハーフマラソン

越後湯沢秋桜ハーフマラソン 平成23年9月25日(日)天候:快晴 気温20度以上

私の初ハーフが、今から4年前(2007年)のこの大会でした。
スタートからゴールまで、アップダウンが続くこのコースは、ハーフマラソンデビュー戦にしては、キツかったと思いますが、考えようによっては、初ハーフでこのような難コースを完走したことで却って自信につながったとも言えます。

越後湯沢は、上越新幹線で地元の埼玉からでも日帰りできる範囲(大宮駅から約60分)なのですが、今回は、前泊で行きました。

お蔭で当日の朝は、特別早起きせずとも、ゆっくりと朝食をとり、大会会場までは旅館の車で送ってもらうことができました。

今回のレースは、今シーズンの初レースでもあり、緊張感も一入でした。
このところの練習不足(いつも言っているが・・・)もあって、目標はあくまで「無事に完走できること」・・・。

会場に着くと、日差しが強く、気温も高く、いや〜な予感がしましたが、走り始めると、ときおり吹く涼風に、それほど暑さを感じずに済みました。

9:50スタート!

スタート〜1キロ・・・・・・・・6分20秒
1キロ〜3キロ・・・・・・・・・13分16秒

最初は大勢のランナーが隊列を成して走るので、ジョギング状態。

3キロ〜4キロ・・・・・・・・・6分25秒

最初の6キロは、山道の上り坂が続くので、きつい!!

4キロ〜6キロ・・・・・・・・・14分10秒

6キロ過ぎあたりから、逆方向の下り坂になる。

6キロ〜7キロ・・・・・・・・・5分18秒

下り坂は、下手にブレーキをかけた走りをすると、筋肉を傷めるので、重力に逆らわずドンドンと下っていく。

7キロ〜8キロ・・・・・・・・・4分51秒

普段の練習でも出したことのないスピードが自然に出てしまう。
ほんと、怖いくらい・・・。

8キロ〜9キロ・・・・・・・・・4分54秒

しか〜し、このあたりから、急にお腹が痛くなり始めた。
やばい! 便意が・・・・。(汗・・・)

9キロ〜10キロ・・・・・・・・5分30秒
(10キロ通過が、1時間00分44秒)

もう、スピードは出せない。
なぜならば、状況がかなりヤバいからだ・・・・。

10キロ〜11キロ・・・・・・・5分38秒

トイレを必死で探すが、沿道にはときおり民家があるだけで、公衆便所やお店などは皆無である。

沿道で交通整理をしていた警備員をようやく捕まえて、「トイレはありますか?」と尋ねるも、「この辺にはありませんねえ。会場に着くまで我慢してください。」とのこと。

「そ、そんな〜・・・・」

かなりヤバい状況で、脂汗が・・・・。

よほど、沿道の草むらに飛び込んで、〇××をしてしまおうと思いましたが、草むらで毒蛇や虫に刺されても怖いので、必死の必死で我慢する。

もう、レースなどどうでもいい!
とにかく無事にトイレに着くことしか考えられない。

11キロ〜12キロ・・・・・・・5分40秒

ようやく大会会場に戻ってきた。
急いでトイレに一目散・・・・・!!!

ふう〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・。

危機一発でしたが、なんとか無事に・・・・・・。

トイレを出て、レースに再び合流・・・。
しかし、もう、お腹に力が入らず、脱力感と倦怠感が・・・・。

12キロ〜13キロ・・・・・・・8分12秒

それでも、最低限、完走だけは果たしたいので、頑張ることに・・・・。

13キロ〜14キロ・・・・・・・5分37秒
14キロ〜15キロ・・・・・・・5分41秒
15キロ〜16キロ・・・・・・・5分54秒

湯沢温泉街を抜けると、再びアップダウンがきつくなる。

16キロ〜17キロ・・・・・・・6分43秒

声援を送ってくれる沿道の人たちに、手を振って応えながら走る。
自然に感謝の気持ちが込み上げてくる。
「ありがとう!」

17キロ〜18キロ・・・・・・・6分25秒

もう、足が限界に近づいている。
「エイヤ、オイ、エイヤ、オイ・・・」
思わず声が出てしまう。
声を出すと、不思議と気合が入って、足にパワーがよみがえる。
「エイヤ、オイ、エイヤ、オイ・・・」

18キロ〜19キロ・・・・・・・6分37秒
19キロ〜20キロ・・・・・・・7分20秒

会場前のゴールが見えてきた。
ラストスパート、ダッシュだ〜〜〜〜〜!!!

20キロ〜ゴール(21.0975キロ)・・・・5分35秒

ネットタイム・・・2時間10分17秒
(公式タイム・・・2時間11分40秒)

途中、腹痛下痢に見舞われてしまったが、無事に完走できて、本当によかった・・・・。
練習不足と体調不良に加えて、今シーズン初レースでアップダウンのきつい難コースでのハーフマラソンに完走できたことは、タイムこそ振るわなかったものの、大いなる充実感で自信にもなりました。

帰りは、一緒に参加した“M君さん”とともに、新幹線で戻り、池袋で、恒例のアフターランの焼肉飲み。

大満足で帰宅しました。

 

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