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巨峰の丘マラソン園 完走記 平成22年9月19日(日) 天候:晴れ 最高気温30度

この大会を知ったのは、私が所属する埼玉県社労士会・あさか支部のT先生から誘われたからである。
T先生は、年配の(失礼!)女性ランナーで、この"巨峰の丘マラソン"には10年以上連続出場しているそうだ。
この大会の魅力は、なんといっても"巨峰"(ぶどう)がたくさん食べられること。
そして、参加賞に"巨峰1kg"がもらえること。

それにしても、今年は9月下旬だというのに、真夏の陽気が続いている。
この日も朝から暑く、マラソンを走るには厳しい気候となった。

今回ご一緒したのは、社労士会・あさか支部のW支部長、T先生、そしてラン仲間のM君さんと私の4人。

新座駅前に5時40分に集合し、W支部長が運転する車で、一路、大会会場の山梨市へ・・・・。

連休ナカ日で、交通渋滞が心配されましたが、交通量は多かったものの渋滞らしい渋滞にも遭わず、2時間余りで比較的スムーズに到着しました。

大会会場から離れた場所にある町工場の駐車場に案内され、そこに車を停めて送迎バスに乗り換えて約10分くらいで、会場となっている小学校の校庭に到着。

参加者数3000人余りというローカルな大会で、とってもアットホームな暖かい雰囲気で好感がもてました。

しかし、周囲は山に囲まれていて、これから走るであろうコースの厳しさが容易に想像できました。

9時50分に、10キロレースがスタート。

今回は、20キロ、10キロ、5キロという、3部門が用意されていましたが、このレースの経験者であるT先生によると、とてもじゃないけど20キロなんて走れない!・・と、そのコースの厳しさを伝えられていたので、10キロレースにエントリーしました。

スタートすると、すぐに急な下り坂が100メートルくらいあって、下りきるとすぐに上り坂が延々と続く・・・。

苦しい!
いったい、どこまで続くんだ?! この上りは・・・!

とてもじゃないけど、このコースで記録なんて考えられない!
完走すること自体が難しい!!
すぐに、それを悟りました。

結局、前半5〜6キロが"山登り"で、
後半は下り基調でずっと続く・・・と思いきや、
ラスト2キロが、またまた急な登り!!!

周囲には歩いているランナーがたくさんいる。
でも、歩いてしまうと、気力が萎えてしまうので、ヨチヨチペースでもいいから、走ることだけは貫きたいと思い、必死でジョグ。

ハアハア・・・ゼイゼイ・・・(+o+)

ホント、大げさでなく"死ぬか"と思いました・・・。

そんな中でも、猛スピードで追い越していくランナーがいる!

ゼッケンの色が、自分のと違う。
自分のゼッケンはブルー。
追い越していくランナーのゼッケンは黄色。

そう、あれは20キロに出ている選手だ。
さすが! 20キロで、しかも上位の選手はスピードがケタハズレに違う!!
上り坂であることなど感じさせない軽快な走りに、大いに励まされた。
「自分も頑張らなきゃ!!」と・・。

でも、ノロノロのジョギングでも、息が切れてしまって非常に辛い!

ハアハア・・・ゼイゼイ・・・・(+o+)

周囲の歩いている人と、ほとんど変わらぬペースですが、いったん歩いてしまうと、気持ちが萎えてしまうので、維持でもJOGアクションだけは維持していた。

ラストは、声を出して気合いを入れて走った。
「エイや! おい! エイや! おい!・・・」

周囲のランナーや、沿道の応援ギャラリーには滑稽に写ったかもしれないが、気合いでも入れなければ、自分自身に負けてしまいそうだった。
それほど、キツさが限界に近付いていた。

ゴールの小学校の校庭が見えてきたときは、ホッとした。

やった!!
最後まで走りきったぞ〜〜!!

本当に、久々の大きな達成感だった。
10キロで、これほどキツいマラソン大会は、そうないだろうな・・。

タイムは、公式で、1時間06分52秒

でも、タイムの問題ではなく、完走できたこと自体、大いに満足である。

会場では、冷たい麦茶のサービスと、とれたて巨峰の食べ放題(?)

参加賞に、巨峰1K、おいしい水、オリジナルスポーツタオルをもらった。

会場では、冷たい麦茶のサービスと、とれたて巨峰の食べ放題。

あっ、そうそう、それと、給水所の水が冷たくてとっても美味しくて感動しました。たぶん、地元でとれた天然水なのだろう。

本当に素晴らしい大会でした。(^^)v

帰りは、M君さんと二人で、JR山梨市駅から"特急かいじ"の指定席で地元に戻り、所沢駅近くの焼肉屋さんで、乾杯!

大満足で帰宅しました〜。(^^)

 

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