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かすみがうらマラソン 完走記 平成22年4月18日(日) 天候:快晴 最高気温:20度

このところ、月間走行距離が100キロに届いていない。
それどころか、週間走行距離も、平均20キロ前後という有様。
これで、フルマラソンを走ろうというのだから、我ながらあきれたものだ。(苦笑)

早朝3時半に起床し、5時に家を出て、新座駅に向かう。
ラン友達の"西所なな"さんと、同駅5時21分発の武蔵野線で待ち合わせて、現地(土浦駅)に向かった。

フルマラソンのスタート予定時刻は10時なのですが、いつもの"マラソン列車"の大混雑を避けたかったので、異様に早く出発したわけである。
やはり、この選択は大正解だったようである。

電車は最初から最後まで、混雑することなく、快適に座って行くことができた。

現地には7時に着いてしまったが、すでに結構な数のランナーが会場入りしており、次々と場所取りのシートで埋まっていく。
やはり、早く来て正解だった。

我々は、大会会場隣の「土浦野球場」のバクネット裏に陣取った。
後からくるラン友達の"M君"さんと"50オヤG"さんに、わかりやすい場所をと思っての場所選択だった。

7時半を過ぎると、ものすごい数のランナーで、会場は埋めつくされた。
後からきた"M君"さんによると、電車が大混雑でズッと立ちっぱなしだったとのこと。
さらには、駅の改札口を出るまで相当時間がかかったとのこと。
我々が到着したときも、そこそこの数のランナーがいたが、混雑はなかったので、たった60分の差でも、えらい違いである。

それにしても、暑くなりそうだ。
朝の時点で、気温10度。 予想最高気温が18度ということだった。
ただ、そよそよと、ひんやりした北風がときおり吹いてくるのが、唯一の救いだった。

今回から、スタート地点が移動になった。
昨年までのようなスタート地点での大混雑はなくなり、ストレスなくスタート地点に並ぶことができた。

10:00 スタート

スタート〜3キロ・・・・・・・・・17分28秒
3キロ〜4キロ・・・・・・・・・・6分00秒
4キロ〜5キロ・・・・・・・・・・6分23秒
(5キロ通過タイムは、29分51秒)

ほぼ、予定通りのペースで刻んでいる。
今回の作戦では、キロ6分のイーブンペースを維持していくこと。
走り込み不足の状態で、いったいどこまで行けるのか、ある意味"挑戦"である。

5キロ〜6キロ・・・・・・・・・・5分50秒
6キロ〜7キロ・・・・・・・・・・5分55秒
7キロ〜8キロ・・・・・・・・・・5分49秒
8キロ〜10キロ・・・・・・・・・12分18秒
(10キロまでの5キロ通過タイムが、29分52秒)

まだまだ、予定どおり刻めている。

10キロ〜11キロ・・・・・・・・5分49秒
11キロ〜14キロ・・・・・・・・17分30秒
14キロ〜15キロ・・・・・・・・6分11秒
(15キロまでの5キロ通過タイムは、29分30秒)

まだ、大丈夫。
多少のアップダウンはあるものの、それほどのダメージはない。
しかし、心配な点が少々・・・・。
それは、「なるべく足を使わず後半に温存・・・」と目論んでいたものの、この時点で、すでにフクラハギや太腿の筋肉が張ってきていた。
こりゃ〜、下手すると、後半持たないかも・・・。

15キロ〜16キロ・・・・・・・・・・・6分17秒
16キロ〜17キロ・・・・・・・・・・・5分50秒
17キロ〜18キロ・・・・・・・・・・・6分14秒
18キロ〜19キロ・・・・・・・・・・・5分59秒
19キロ〜20キロ・・・・・・・・・・・6分50秒
(20キロまでの5キロ通過タイムは、31分10秒)

早くもキロ6分ペースを維持できなくなっている。
この時点で、足の疲労感がきている。
やばいかも。
やっぱり、練習不足はごまかせないな〜。

20キロ〜21キロ・・・・・・・・・・・6分02秒
21キロ〜中間地点・・・・・・・・・・・0分33秒
(ハーフ地点通過タイムが、2時間00分58秒)

通過タイムとしては、まあまあ。
しかし、これが後半維持できるとは、思えないほど、両足に疲労感があった。

ハーフ地点〜24キロ・・・・・・・・・・17分27秒

途中で、道の真ん中に倒れているランナーがいた。
仰向けに倒れて、AEDを付けられ、心臓マッサージを受けていた。
救急車も駆けつけてきた。
どうか、助かってほしい。祈るような気持ちで、通り過ぎた。
マラソンは激しいスポーツである。一歩間違えば、命を危険にさらしてしまう。
無理しないこと。これは鉄則である。

24キロ〜25キロ・・・・・・・・・・・5分56秒 (25キロまでの5キロ通過タイムは、29分58秒)

ペース的には、維持できている・・・というよりも、頑張って維持していると言った方が正しい。

なんだか両足の甲が痛む。
一歩一歩、足を蹴りだすたびに、痛みが走る。
こりゃ〜、まずい。
いったいどうしたんだろう?

我慢して走る。

25キロ〜26キロ・・・・・・・・・・・6分42秒
26キロ〜27キロ・・・・・・・・・・・6分04秒
27キロ〜28キロ・・・・・・・・・・・6分45秒
28キロ〜29キロ・・・・・・・・・・・5分35秒
29キロ〜30キロ・・・・・・・・・・・6分20秒
(30キロまでの5キロ通過タイムは、31分26秒)
30キロ地点通過タイムは、3時間02分22秒)

ここまでは、ほぼ計画どおりのペースで来ている。
しかし、余裕はまったく感じられない。それどころか、両足の甲の痛みが強くなってきたし、ふくらはぎと太腿の筋肉疲労が強くなってきている。
しかも、暑い。
ときおり、そよそよと涼しい風は吹くものの、火照った体を癒すには足りず、疲労感は着実に増してきている。

こりゃ〜、このままズルズルとペースダウンしていくような予感が・・・。

30キロ〜31キロ・・・・・・・・・・6分13秒
31キロ〜32キロ・・・・・・・・・・6分05秒
32キロ〜33キロ・・・・・・・・・・6分17秒
33キロ〜34キロ・・・・・・・・・・6分57秒
34キロ〜35キロ・・・・・・・・・・7分31秒
(35キロまでの5キロ通過タイムは、33分03秒)

もう、あかん!
キロ7分台にまでペースダウンしている。
ピッチを維持するよう頑張っているつもりなのだが、歩幅が小さくなってしまって・・・・。
知らず知らずのうちに、ペースダウンンしていた。
やっぱり、走り込み不足は、誤魔化せないな〜・・・。

35キロ〜36キロ・・・・・・・・・・7分06秒
36キロ〜37キロ・・・・・・・・・・7分03秒
37キロ〜38キロ・・・・・・・・・・7分01秒
38キロ〜39キロ・・・・・・・・・・7分12秒
39キロ〜40キロ・・・・・・・・・・7分01秒
(40キロまでの5キロ通過タイムは、35分23秒)

あと2キロちょっとだ・・・。
でも、ここからが長いのなんの・・・。
だだっ広い直線道路をひた走る。
周囲は見渡す限りの田園風景。

昨年は、この道路を歩いてしまったんだなあ〜・・。
でも、今回は、どんなに辛くても、どんなにペースダウンしても、絶対に歩くまい!
そう心に決めていた。

もう、スピードは出ない。
ノロノロのジョギングペースで一歩一歩刻んでいく。
両肩がカチコチに固まって、痛い!苦しい!  表情も苦痛にゆがんでいる。
でも、意地でも頑張る!!

40キロ〜(あと1キロ地点)・・・・・8分59秒

ゴールがある会場の音声が聞こえてきた。
もう少しでゴールできるんだ!

「がんばれ〜!」
「もう少しで終わりだよ〜!」
「よく頑張った! かっこいいよ〜!」

沿道の熱い声援が、心に響いて、グッときてしまい胸が苦しくなった。
「ありがとう! 本当に、ありがとう!」
感謝の気持ちで胸がいっぱいになった。(やばい!泣きそうだ)
でも、これぞ、マラソンの醍醐味でもある。

ラストスパートをかけた。
大声援が響く会場のトラックに入りゴールを迎える。
両手を上げてフィニッシュ!

(あと1キロ地点)〜ゴール・・・・・・・・・5分48秒

ネットタイム・・・・・4時間25分19秒

なんとか、4時間半を切ることができた。
練習不足(月間走行距離100キロくらい)でも、この程度なら走れるんンだなあ・・。
なら、気合い入れて走り込めば、自己ベスト更新くらいはできるような気がしてきた。

でも、計算通りには、なかなかいかないのがマラソンの難しさである。
いったい、いつになったら、サブフォーを達成できるんだろう?!
練習しまくるのみだ・・・というのは、わかってはいるのだが・・・。

帰りは、一緒に参加した仲間たちと4人で、西船橋駅前の居酒屋で、冷たいビールで乾杯!
ものすご〜く楽しいひと時でした。
マラソン万歳!!!

 

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