グリーンリボン・ランニングフェスティバル 完走記 平成２１年１０月４日（日）
天候：晴れ 気温：２５度
今シーズンの開幕戦としてこの大会を選んだ理由は、最長レースが１０キロであること。
いきなり、シーズン開幕戦がハーフというのは、過去の経験上、私にとってはキツイと思ったからである。
なにしろ、一昨年のシーズンから走力が伸びていない。
いや、伸びるどころか、レベルダウンしていて、お話にならない。
もちろん、原因は、第一に"練習不足"、第二に"暴飲暴食""不規則な生活"・・がある。
体重も、７２〜３キロを行ったり来たり。
普段のランニングでも、体の重さを実感して、近頃はランニングの快適さというものを感じなくなってしまった。
でも、この夏場は、７月と８月に、いずれも２００キロずつ走った。
気になるのは、９月には１５０キロしか走っていないことと、左足太腿の鈍痛。
走行距離の落ち込みは、仕事とプライベートの両面に起因する不規則な生活と、自己の意志の弱さからきているので、何も言い訳はできない。
さて、今回のレースは如何に・・・・。
このところ悪天候で涼しい日々が続いていたにもかかわらず、本日は憎たらしいほどの快晴。
ときおり雲が覗くものの、日差しが強く、暑い！！
一昨年のこの大会は９月の上旬に行われて、３０度を超える暑さの中で何人ものランナーが熱中症で倒れて救急搬送されていたのを思い出しました。
今回は１０月なので暑いといっても、さほどではないのかもしれませんが、このところの涼しさに慣れた体には、２５度という気温と強い日差しは少々堪えます。
今回もゲストランナーとして、谷川真理さんが来ていました。
女性の有名ランナーの中でも、群を抜いて美しい方です。
今回も、遠目にですが、うっとり見つめてしまいました。
開会式の後には、この大会恒例の風船飛ばしが行われました。
この大会は、臓器移植普及のためのイベントでもありますので、移植を受けた人もランナーとして参加しており、臓器を提供してくれた天国にいるドナーへの感謝の気持ちを込めて、ランナー全員で風船を一斉に飛ばすのです。
「ありがとうございました〜」と全員で天に向けて風船を放ちました。
感動的な一瞬です。
参加賞の一つに"臓器提供意思表示カード"がついています。
私も、このカードを携帯し、もしものときは病気の人の役に立ちたいと思っています。
さて、１０キロレースは、１４時１０分にスタートしました。
まずは、国立競技場のトラックを１周半して、それから競技場の外に出て行きます。
日本青年館前、神宮球場、総合グラウンド、絵画館前・・・と回って、国立競技場へと戻ってくる。
このコースを４周します。
１周目・・・ほぼ快調。１５分１１秒。
競技場内の周回は、混雑して、思うように走れない。
ノロノロのジョギング状態。
競技場の外に出て、バラけたので、ペースを一気に上げる。
でも、ちょっと張り切って飛ばしすぎたかな・・。
もう、既に息苦しくなる。
２周目・・・１２分２８秒。
国立競技場から出てきてすぐの、日本青年館前に出る坂道の上りで、息が乱れてしまう。 自分はやはり、上り坂に弱い。 平地になって、ペースを落として呼吸を整える。
３周目・・・１２分５７秒。
苦しさは相変わらずで、ペースは上がらない。
「５０分切り」を目標としていたが、もう、既に無理・・・。
なにしろ、暑い！！
急遽、目標を「５５分以内で無事完走すること」に下方修正。
４周目・・・１２分４１秒。
総合グラウンド前あたりで、今回一緒に参加した"ツカダさん"の後姿を発見。
ツカダさんは、今回がマラソン大会初挑戦で、完走目指して頑張っています。
「 ツカダさん、ファイト！」
と声を掛けて、追い抜きました。
いよいよ、ラスト・・・。
ゴールのある国立競技場が見えてきた。
沿道の声援も、盛り上がっている。
気合いが入ってきた。
競技場に入ると、大声援と、ゴールインを実況中継するアナウンスが響いている。
いやでも気分が盛り上がってきて、ゴールまでの直線を猛ダッシュ〜〜！！
ネットタイム・・・５３分１７秒。（グロスタイム・・５４分３５秒）
ゴールインした直後は、息が上がって少々呼吸困難に・・・。
でも、すぐに回復。
周回遅れで頑張るツカダさん（見事完走されました）を応援して、今回のレースを終えました。
アフターランは、JR信濃町駅そばの居酒屋で、ツカダさんとそのお友達のニシモリさんと、冷たいビールで乾杯。
タイムはよくなかったけど、とっても楽しい１日となりました。
マラソンって、本当に楽しい！！ マラソン万歳！！