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谷川真理ハーフマラソン 2009年1月11日(日)完走記 天候:快晴 気温:8〜10度くらい

この冬いちばんの冷え込み・・・と、朝の天気予報は伝えていた。

5時に起床したとき、本当に空気が凍っていて、マラソンを戦うモチベーションも下がり気味だった。

今回はただでさえ、一緒に参加を予定していたS・Mさんが体調不良で出られないので、たった一人での参加となってしまって寂しいのに・・・。

このところの練習不足を考えると、1時間50分切りは厳しい。
せいぜい、今シーズンのベストタイム(1時間56分)を更新するのが精一杯といったところだろう。

モチベーションが下がっているせいか、こんなときに限って、お腹の調子が悪い。
朝食後出発する直前1時間で、トイレに2回も入る。
どうも、お腹がゆるい。
夕べ、気合を入れようと、ちょっと高価な和牛焼肉を食したのがよくなかったか・・・。

不安なので、出かける直前に正露丸を服用した。
こんなの初めてである。

会場の荒川河川敷に着くと、昨年よりも人が多い。
聞くところによると、約1万2500人で過去最高の参加人数とのこと。
さすがは、空前のランニングブームだけのことはある。

今回は、荒川名物の強風がなく、快晴で照りつける日差しの方が心配になった。
もしかしたら、暑くなるかも・・・。

それでも、スタートラインに並ぶときには、まだ気温が低く、長袖のランニングウェアーを着込んでいても、ときおり吹く北風で寒さにふるえるくらいだった。

昨年は、上流コースが男性ランナー、下流コースが女性ランナーというように、男女別に別れて走らされたものだが、(特に男性)参加者から不評だったため、今回は男女混合にしたという。

でも、1万人もいるランナーに狭いコース上をいっぺんに走らせるのは危険なので、上流コースと下流コースに半々ずつグループ分けされた。

map

私は、昨年と同様に、上流コースだった。

10:00にスタート。

最初は、混雑していてノロノロ。
それでも、コースわきの土手に上がり、遅いランナーを抜きながら走る。
〜2キロ・・・・・・・10分42秒。

2キロ〜3キロ・・・・5分10秒
3キロ〜5キロ・・・・10分34秒(5キロのラップが、26分22秒)

序盤はこれくらいだろう。
でも、この時点で既に呼吸が少々荒くなっていた。

5キロ〜6キロ・・・・5分15秒
6キロ〜8キロ・・・・10分27秒
8キロ〜9キロ・・・・5分09秒

だんだんと身体が熱くなってきて、気合も充満してきた。
しかし、ときおり吹く(弱い)向かい風が、前進を阻む。
なんのこれしき・・・・。

9キロ〜10キロ・・・5分29秒

昨年は、折り返してから、強い追い風のせいか、キロ4分台の、自分にしては驚異的な速さで後半10キロを駆け抜けている。
しかし、今回は、その追い風がほぼ皆無といっていい。
しかも、風が恋しくなるほど、正面からの日差しが強く、暑い!!

10キロ〜11キロ・・5分20秒
11キロ〜12キロ・・4分54秒
12キロ〜13キロ・・5分07秒

心の中では、「 もう後半戦だ。あとはひたすらゴールに近づいていくのみだ。がんばろう!」
と何度も自分を励ましていた。
この大会で唯一残念なことは、市街地のマラソンではないので、沿道の応援がほとんどないことである。
だから、ランナーは自分自身を鼓舞しながら、気合をふりしぼるのみである。

13キロ〜14キロ・・5分12秒
14キロ〜15キロ・・5分16秒

もう、この時点で、脚の筋肉が限界に近づいていた。
とにかく、ストライドが伸びないし、ピッチを上げようとしても、足が思うように上がらなくなってきた。
なんと情けないことか・・・。
昨年の今頃では考えられないレベルの低下である。
走り込みが足らんから、仕方ないんだけどね。

15キロ〜16キロ・・5分22秒
16キロ〜17キロ・・5分19秒

ズルズルとペースダウンしている。
気合だけじゃあ、なんともならない。
後ろから追い抜いていくランナーが、うらめしい。
呼吸も荒くなっている。
あと3キロだけど、ラストスパートする余裕がまったくない。

17キロ〜18キロ・・5分28秒
18キロ〜19キロ・・5分57秒
19キロ〜20キロ・・5分20秒

JR京浜東北線のガードをくぐると、大会会場が見えてくる。
あと少しでゴールだ。
必死で両腕を振って、前進する。
会場が近づくにつれてコースわきの声援がにぎやかになる。
待ち受ける応援の人たちの熱い応援の声に、気合が再び蘇ってきた。
うりゃ〜・・・。

20キロ〜ゴール(21.0975キロ)・・5分18秒

ネットタイム・・・1時間51分40秒

とりあえず、今シーズンの自己ベストは更新できた。
とにかく、きつかった・・・。
疲れ果てたハーフマラソンでした。

 

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