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第16回小川和紙マラソン 完走記 平成20年12月14日(日)天気:雨 気温5度くらい

先週の所沢シティーマラソンに引き続き、今回もハーフマラソンを走る。
11月30日の"つくばマラソン"(フル)以来、3週連続の大会出場となる。
今週は、忘年会が多かったので、週間走行距離はたったの7キロ。
それなのに、目標だけは高く、1時間50分切りを目指す

本日は、朝から生憎の雨。しかも、気温も低く寒い!!
こんなコンディションのなかを走るなんて、本音を言えば、イヤでイヤで、余程出場辞退しようかと思ったほどでした。

東武東上線の小川町駅から送迎バスで10分程度のところに、大会会場である埼玉伝統工芸会館があります。
昨年のこの大会は、快晴に恵まれて、素晴らしい自然環境の中を、絶好のコンディションで走れたのですが、今回は、空もどんよりとしていて冷たい雨が容赦なく降り続いている。

会場に向かう道すがら、なんとなく嫌な予感が・・・・。

イザ、会場に着いてみると、狭い会場は、すでにランナーで混雑していた。
雨さえ降っていなければ、会場の敷地内にシートを敷いて、屋外でも着替えを済ますことが出来るのですが、さすがにこの雨では、すぐにズブ濡れになってしまう。

更衣室があるというので、行ってみると、案の定、すでに満杯で入り込む余地など全くない。
諦めたランナーたちは、工芸会館の建物の周囲を取り囲むように陣取り、雨の中で着替えをしている。
私もスグに場所を確保しなければ・・・と歩き回って探すも、建物の屋根のヒサシがある場所はほぼ全部埋まっている。

ええ〜〜い! もう、めんどくさい!!

あきらめて、濡れるのを覚悟で建物の裏手にある土手の上に場所をとった。
シートを敷き、荷物をおろす。
すぐに荷物もシートもびしょ濡れ・・・・。

せめて身体だけは濡らすまい・・・と傘をさしたまま着替える。
片手に傘を持ち、片手で服を脱いだ。

でも、シューズを履きかえるときだけは困ってしまった。
脚をおろせる場所がない。
シートの上は、すでにびしょ濡れだから・・・。

え〜〜い、めんどくさ〜い! やってしまえ〜〜い!
開き直って、シートの上に脚をおろした。
つめた〜〜〜い!!
靴下から一気に冷たい雨がしみてくる。
ぬれた靴下のままランニング用シューズを履いた。

もはや、レースに対するモチベーションなどは皆無となってしまった。
早く走り終わって、さっさと帰って、あったかい風呂につかりたい。
それが本音だった。

Map

10時20分・・・スタートの号砲が鳴る。

スタートすると、欲が出てくる。
つい、周りにつられて速いペースになってしまう。
でも、昨シーズンの走りとは明らかに、感覚が違う。
第一に、頑張って速く走っているつもりでも、タイムを計ってみると予想外に遅い。
第2に、身体が重く感じる。
体重増加のせい、そして走り込みが不足しているせい。

でも、前半10キロは、上り坂が続くので、キツイのは当たり前である。

2キロほど走ったところで、靴紐が解けてしまったので、歩道に上がり結びなおす。
約1分のタイムロス。

最初の5キロ通過が、26分37秒。

もう、苦しい。 これ以上ペースを上げることは難しい。
明らかに、昨シーズンの走りとは違う。

8キロ付近で、再び、靴紐が解けた。
またまた歩道に上がって結びなおす。
ここでもタイムロス約1分。

それにしても、胃の辺りがムカムカして気持ち悪い。
スタートする1時間前に、売店で甘酒を飲み、サービスのトン汁を食べ、おにぎりも食べた。
それがよくなかった。

気持ち悪さをこらえながら、頑張る。

5キロ〜10キロ・・・・28分57秒。(10キロが、55分34秒・・・)
この時点で、1時間50分切りの目標達成は、黄色信号点滅。

ここからは若干の下りがある。
下りと言っても、ほんの緩やかな下り坂なので、スピードはあまり出ない。

10キロ〜15キロ・・・27分04秒。

だらだらした緩やかな上り坂が、後半になっても続く。
意外とキツイな〜、このコースは・・。

15キロ〜16キロ・・・6分05秒。

相変わらず気持ち悪さは続いている。
気温が低く、冷たい雨が身体を冷やしているので、暑さは感じないものの、喉が渇く。
給水所のたびに、水とポカリをがぶ飲みする。

16キロ〜17キロ・・・5分40秒。
17キロ〜18キロ・・・5分18秒。
18キロ〜19キロ・・・5分33秒。
19キロ〜20キロ・・・5分27秒。
20キロ〜ゴール(21.0975キロ)・・・5分26秒。

ネットタイム・・・1時間56分12秒
目標達成は無理だった。
でも、今シーズンのベストタイムは更新したことになる。

雨だったせいか、この大会名物の太鼓の応援はなく、実に寂しく寒々とした雰囲気の今大会だった。
せっかくのいい大会が、悪天候のために台無しだったような気がします。

タイムには不満ですが、悪条件の中、頑張ったから、まあいいか・・・!

 

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