トップ森 克巳のページマラソンレース記録第17回上里町乾武マラソン大会

第17回上里町乾武マラソン大会 完走記平成20年2月17日  (日快晴・強風・とっても寒い)

同日に行われている“東京マラソン”には抽選でハズレてしまったので、悔しくて申し込んだこの大会。

「ハーフ」「10キロ」「5キロ」「2.5キロ」「ジョギング」と多岐に部門が分かれているので、小学生まで含めたファミリーでの参加も多数いました。

とはいっても、ほとんど無名のこの大会は、参加者数総勢1,571名、その内ハーフの部はたったの567名。

会場は、上里町立上里東小学校の校庭を借りて行われるという、実にローカルで、手作り感あふれるアットホームな雰囲気の大会であった。

ゲストには、往年の女子マラソンで大活躍した市橋有里さんが来ていました。写真でみるお顔もさることながら、実物は実にチャーミングな可愛らしい女性でした。
やはり、走る女性は皆美しいですね。

さて、今回は事前の練習らしい練習をまったくせず、1週間前に28キロのLSDを実施したものの、それ以後まったく走らずにレースを迎えてしまいました。

START前のウォーミングアップでは、意外に体が軽く感じられたので、な〜んだ、結構いけちゃうかも・・・・。な〜んて軽く考えていました。

少人数の大会なので、START位置も楽に前の方に陣取ることができました。タイムロスは3秒くらいでしょうか。

9時半にSTARTの号砲が鳴り、一斉に走り出す。

ほぼ先頭近くにいたせいで、周囲のランナーはもの凄い速さで飛ばしていきます。
つい、私もつられて飛ばし気味に入ってしまったのですが、1キロくらい走ってから、己の考えの甘さに気付かされることとなりました。

すぐに息が切れ始めたのです。
ハアハア、ゼイゼイ・・・・。

やばい!! やっぱり、いつもの調子じゃないよ。
いつもなら、多少オーバーペース気味に入っても、息切れはほとんどしないのに・・・。
練習せずにレースに出るなんて、やっぱり、マラソンはそんなに甘いもんじゃあないな・・・。

すぐに努めてペースを落とす。
後ろからくるランナーに次々に抜かれる。

抜かれまくって、気がつけば私の周りには、ほとんどランナーはいなくなってしまいました。
こんなことは大会に参加し始めてから、初めての経験です。
小規模大会だから、皆レベルが高い!!
だんだんと自分が情けなくなってきました。
相変わらず、呼吸の苦しさは収まりません。

それでも、最初の2キロ通過タイムが、9分30秒。
やっぱり、ちょっと速すぎましたね。

2キロ〜4キロ・・・・10分43秒。

コースは、ほぼ平坦で、アスファルトで舗装された広い道路を、完全交通規制の中を走るので、とっても走りやすかったのですが、いかんせん練習不足による体力低下は否めません。(反省〜〜・・)

4キロ〜6キロ・・・・10分01秒。

それにしても、今日は北風が強い。
コースの方向が変わると、とたんに強烈な向かい風となって、前進しようとする体を押し戻してしまう勢いです。
キツイな〜〜!!

6キロ〜8キロ・・・・11分05秒。
8キロ〜10キロ・・・9分39秒。
10キロ〜12キロ・・10分54秒。

レースも後半に入ると、私の前後にさらに大きく差が開き、まるで、私一人が置いてきぼりにされてしまったようで、寂しくなってきました。
それでも、ときおり沿道の人々が、必死に歯を食いしばって走る私に、声援を送ってくれるので、何度も熱い気持ちになり、折れそうな気持ちに活を入れることができました。

12キロ〜14キロ・・11分10秒。

苦しい走りをしながら、ふと顔を上げて周囲の景色を見ると、のどかな田園風景の遠方に、雪で白くなった浅間山系の山々が、快晴の空に見事に映えていて、その美しさに思わず感動してしまいました。

14キロ〜15キロ・・4分59秒。
15キロ〜16キロ・・5分23秒。

ペースが速くなったり、遅くなったりするのは、コースの方向によって向かい風になったり、追い風になったりするからです。
それほど、今日は風が強かったです。

16キロ〜20キロ・・22分15秒。
20キロ〜ゴール・・・5分43秒。

合計タイム(ネット)1時間51分29秒

このタイムは、自己ベストからは程遠く、昨年10月の練馬光が丘ロードレースよりも悪い成績です。
種目別順位は、ハーフ男子40歳代で、192人中、123位でした。

今回のレースは、これまで走ったハーフの大会の中で、最も苦しんだレースでした。

マラソンを舐めたらアカン!!  
練習するしかない!! この悔しさをバネに、やる気に火をつけようと思います。

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