トップ森 克巳のページマラソンレース記録第9回 谷川真理ハーフマラソン

第9回 谷川真理ハーフマラソン 完走記 平成20年1月13日(日)曇りのち晴れ 強風

1週間前の天気予報は雨。しかし、当日を迎えてみれば、少々曇ってはいるものの、ときおり日差しも覗く、まあまあの天気。
しか〜〜し、今回のコースは荒川河川敷。 強風が吹き荒れることで有名なコース。
しかも、それでなくても、今日の関東地方は北風が強く吹いている。

会場に着くと、案の定、もの凄い北風で、荷物も吹き飛ばされそうな勢い。
気温も低く、厚着をしていても寒さに震えてしまうほどであった。

こりゃ〜、とてもじゃないけど、自己ベスト更新は無理・・・と弱気の虫が疼く。

今回のハーフマラソン参加者は、男子・7249名、女子・1806名。
男子は下流コースを、女子は上流コースを走ることになった。

男子ハーフは10:10にスタート。

今回は、周囲に、1時間50分切りを宣言しているので、最初から突っ込んでいくつもり。

それにしても、ランナーの人数に比較して、このコースの道幅の狭さはなんだ〜〜。

前半を折り返すまで、マイペースを維持するのに苦労しました。
前のランナーを追い抜くには、舗装路をはずれて、土手にずれて走らざるを得ません。
何度も土手の草むらを走りました。

前半は、向かい風と戦うことに・・・。

スタート〜1キロ・・・5分02秒。
1キロ〜2キロ・・・5分45秒。
2キロ〜3キロ・・・5分10秒。
3キロ〜4キロ・・・5分07秒。
4キロ〜5キロ・・・5分00秒。(5キロのラップ・・26分04秒)
5キロ〜6キロ・・・5分13秒。
6キロ〜7キロ・・・5分10秒。
7キロ〜8キロ・・・5分04秒。
8キロ〜9キロ・・・5分01秒。
9キロ〜10キロ・・・5分31秒。
10キロ〜折り返し・・2分11秒。

9キロから10キロあたりまでは、上り坂になり、強烈な向かい風と相まって、非常にきつかった。
懸命に足を前に運んでいくのですが、体が押し戻される感じになり、体力を消耗します。

折り返してからは、逆に、追い風になり、急激にペースアップ。

折り返し〜11キロ・・・3分02秒。
11キロ〜12キロ・・・4分37秒。
12キロ〜13キロ・・・4分45秒。

何人ものランナーを追い抜きました。

しかし、疲れは確実に襲ってきています。
あとは気力のみ・・・。

それにしても、今大会の沿道には応援がなく、自分で自分を励ますしか術がない状況でした。
とにかく、今回は、つぶれてもいいから、全力を出すんだ・・・というつもりで攻めの姿勢で走りました。

13キロ〜14キロ・・・4分38秒。
14キロ〜15キロ・・・4分54秒。

徐々に太陽が照りつけてきて、暑さを感じ始めました。
「あと6キロか〜〜・・・」
ふと、時計を見ると、1時間50分切りが、現実のものとして見えてきました。
「おっ、今回はいけるぞっ・・・!!」

15キロ〜16キロ・・・4分55秒。
16キロ〜17キロ・・・4分48秒。
17キロ〜18キロ・・・4分56秒。

ラスト3キロの表示が見えた。
「あとキロ6分まで落ちたとしても、1時間50分切りは達成可能!!」

そんなふうに考えてしまうと、ズルズルとペースが落ちてしまう。
「絶対に、完全燃焼しきってやる!!」
なんとか自分を奮い立たせて、重くなった足を前に運ぶ。

18キロ〜20キロ・・・9分59秒。(19キロの表示を見落としました。)

JRのガード下をくぐると、ゴールが近くなってきます。
あとは、気合いあるのみ・・・!!

20キロ〜ラスト・・・5分22秒。

結果、自己計測ネットで、1時間46分22秒。

やった、嘘つきにならずに済んだ。
自己ベストの大幅更新(約4分短縮)を達成!!

大満足の今回のハーフマラソンでした。

帰りは、一緒に参加した仲間たちと、池袋でうまい中華料理をいただきながら、冷たいビールで乾杯しました。 走ったあとにこれがあるから、マラソンはやめられない!! (完)

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