つくばマラソン 完走記 平成２０年１１月３０日（日）
天候：快晴 最高気温１５度くらい ときおり向かい風が吹く
快晴に恵まれた今大会。
２週間前の湘南国際マラソンの雪辱を晴らそうと、１週間前に所沢航空記念公園にて２０キロ走を敢行。 しかし、２週間前のフルマラソンの疲れに加え、１週間前の２０キロ走の疲労が蓄積し、却って脚の筋肉が張った状態、しかも筋肉痛も併発した状態で当日を迎えてしまった感がある。
でも、今回は湘南国際のときの満員電車・長時間立ちっぱなし・・という状況を避けたいので、つくばエクスプレスの始発駅である秋葉原まで行き、そこから座って会場に向かうことにした。
早朝６時半にもかかわらず、ＴＸ秋葉原駅はランナーで賑わっていた。
なんとか座れたものの、座席の争奪戦はすさまじく、始発駅からあっという間に満席になって、あてがはずれて立っている人も結構いた。
こりゃ〜、途中駅から乗る人は可哀想だな・・と思った。
案の定、途中駅から超満員に・・。
よかった〜、座っていけて・・・。
それにしても、最近のマラソンブームは凄いな〜
会場に着くと、時折、北風が吹き、少々寒い。
でも、マラソンには寒いくらいが丁度いいので、コンディション的にはＧＯＯＤ！
快晴の"つくば"は、真っ青の空に、美しい紅葉が映えて、とってもきれいでした。
スタートしてから、しばらくは、いつものランナー渋滞。
でも、今回は、ほぼ自分と同じペースのランナー集団に囲まれていたので、イライラせずに済みました。
最初の５キロは、２９分２６秒。
自分では、まだまだ軽いジョギングペースにつもり。
５キロ〜１０キロ・・・・２９分２２秒
ちょっと遅いかも・・。
でも、序盤ではこれくらいが丁度いいのかも。
背中に、「絶対にあきらめない・・・誰よりも練習してきた・・・誰にも負けない」というロゴが入ったＴシャツを着て走っていたら、後ろから来た若い男性ランナーが、こうつぶやいていた。
「絶対にあきらめない・・か・・・・。う〜ん、いい言葉だな〜。・・・・。よし、俺も頑張るぞ！
・ ・・・・・・。折り返し地点までは。」 かく
っ・・・。思わずズッコケタ。（笑）
最後まで頑張るんじゃないんかい！
思わずツッコミたくなった。
１０キロ〜１５キロ・・・２９分４６秒
時折吹いてくる風が、熱くなった身体を冷やしてくれる。
ありがたい。
１５キロ〜２０キロ・・・２９分５２秒
２０キロ〜中間地点・・・６分０６秒
ハーフ通過が、２時間０８分５９秒
予定よりだいぶ遅い。
でも、結構、自分では速めのペースで走っているつもり。
しかも、このとき既に、脚の筋肉の張りが、効いてきてしまっていた。
こりゃ〜、ちょっと後半やばいかも・・・。
嫌な予感が頭をよぎった。
ハーフ地点から２５キロ・・・２３分２１秒。
両足の筋肉痛が現れる。
エイドステーションごとに、バナナやアンパンをほおばる。
４２キロもの長距離を走るには、エネルギー補給は欠かせない。
２５キロ〜３０キロ・・・３１分０９秒
とうとう、キロ６分ペースが維持できなくなってきた。
脚のバネがなく、膝が上がらなくなってきた。
まるで、身体に重りを付けられたように、身体が重くて重くて・・・。
ペースが落ちると、とたんに、体感温度も低下する。
あれほど、気持ちよく感じていた風が、今度は寒く冷たく感じる。
鼻水も出てきた。
でも、ひたすら２〜３歩前の地面を見つめながら、前進を続ける。
歩幅は狭くなっても、ピッチだけは維持するように、イチニイチニ・・・。
努めてリズムを刻む。
３０キロ〜３５キロ・・・３２分２８秒
途中のエイドステーションで口にした"おしるこ"が、ものすごく美味しかった。
ここで多少、元気が湧いてきた。
しかし、全身を襲う疲労感は、どんどん増幅してくる。
つらい！
３５キロ〜４０キロ・・・３４分２８秒
３５キロ過ぎからが、フルマラソンにおける本当の正念場である。
このとき、下半身だけでなく、腹筋、背筋、両肩、両腕・・・全身の筋肉が悲鳴を上げていた。
４０キロ付近で現れるちょっとした上り坂が、絶壁のように見えてとっても恨めしい。
走っているつもりなのだが、傍から見れば、歩いているのと変わらない、いや、歩いている人の方が速い・・・そんなふうに見えたことでしょう。
それほど、この上り坂は、自分にとって過酷でした。
競技場に戻ってきて、ゴールが見えても、スパートする余力がなく、やっとの思いでゴールイン。
４０キロ〜４２．１９５キロ（ゴール）・・・１５分５５秒
ネットタイム・・・４時間２１分５８秒。
とにかく、全身の筋肉が休息を要求していた。
これが本当の、「もうだめ・・・」というやつだ。
ゴールしてからしばらくの間、吐き気がしてどうしようもなかったが、なんとか無事に収めた。
今回は本当に疲労困憊したレースだった。
過去２番目に速い記録でしたが、自己ベストには遠く及ばず（約８分の差）、走り込み不足を痛感しました。
やっぱり、自分はまだまだサブフォー（４時間切り）には程遠いレベルですね。
謙虚に頑張るしかないですね。